パキスタン前首相ベニッツブットが暗殺された。あ ん さ つ
もはや私の辞書では死語になりかけているようなことがとうとう起こってしまった。
この死を受けて街が怒り狂ったようにさわぎだし、ムシャラフ大統領は国民にこれはテロリストの仕業である、すべての民は冷静に受け入れ落ち着くようにと語った。さらに、
“I want to express my
resolve and seek the co-operation from the entire nation and we will not rest
until we eliminate these terrorists and root them out,” the president said. by The Associated Press 12/27/07 2:34PM
本当だろうか。。。ふん。あたしゃ信じないねぇ。
本当にこのパキスタンを含む中東は全く持って激しい人民の集合体である。リーダーか、死か。お酒も飲まないイスラムの人々なのに政治に関しては恐ろしく熱くなる。
話はちょっとそれるが、
私の今の家には数年前まで下宿人がいた。パキスタンから移民してきたS君。彼はとてもいいところの出のようで笑顔がかわいくとても礼儀正しかった。パキスタンの工業大学を出てオタワのハイテク会社で今でも働いている。
うちを出る頃2年位前、お母さんにお願いして同じ出身村の女の人と縁談を決めてもらい里帰りしたついでに結婚してきてしまった。彼らの社会ではよくあることのようだ。正確に言うと家に下宿しているときにお母さんが見つけてきてくれた女性とは結婚2週間前に電話で破談になり、その後家を出てからすぐ見つけた、今回は2人目である。前回のように婚約して結婚だと破談になる可能性があると思ったのか今回は顔見せを結婚式の前日にしたようた。すごいと思う。見合いなどしなくても選びたい放題に見えるいい男だったが彼はお母さんが選んだ人が世界で一番いいと疑いなく信じている。そうゆう社会は昔日本にもあった。彼らは今もその社会の中で生き、5人兄弟みなそうやって伴侶を選んでいる。
2回目は上手くいって奥さんをオタワへ呼び寄せ、今は子供が一人いる。
この夫婦間のことについてはまた次回にお話したい。
私たちは現在家を構えてお父さんとなったこのS君のうちに時々朝ごはんを食べに行く。奥さんの作るインド風朝ごはんはめっちゃ美味い。私大好き。
話がちょっと元に戻るが、
そこで前回食べに行ったときに話題が首相の入れ替え(たぶん党首選抜選挙だと思う)裏事情だった。他にも来ていた政治新聞記者のA君と熱く燃え上がっていた。1月8日(選挙の日)が見ものだと。
S君はムシャラフ大統領をあまり好きでないようだ。彼は国家を親族経営会社のように扱い、出るくいは食い殺す。といっていた。今のパキスタンは腐っている。ムシャラフが暗殺されるべきだと。
そう、このときにも暗殺という言葉を聞いた。これで聞いたのは2回目だけれど結果としてはS君の望んだ人でないほうが暗殺されてしまった。
皮肉だ。やはり先手を打ったな。大統領はテロだと言い切るが、暗殺までしておいてどこからも声明がない。
この先この国はいったいどうなるんだろう。ブットはパキスタン人民党の中でも最も尊敬されて民主化のさきがけ人物だった。国中にサポーターがいる。カラチを中心にすでにあちらこちらで暴動がはじまっている。それほど民主化になるのを恐れるのはいったいどこから来ているのだろう。
私の持っている知識だけではいまだに理解ができない。
またS君のうちに行って朝ごはんを食べながら話を聞くしかないかなぁ。
もう少し話を聞いたら何か読めてくるような気がするんだ。
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