貧血について
リノンさんが貧血ということで貧血と20年もの付き合いがある私が貧血についてちょっと語ってみたくなった。
貧血は病気ではない。が、いろんな病気を引き起こすことがあると思う。それに貧血だけとっても参考書で見つけられるだけで7種の違った経緯から起こる貧血がある。私は常に鉄欠乏性貧血だ。日本人女性の多くはこれを抱えて生きていると思う。
そもそも貧血というのはどうして貧血なのかというとそれすら一つではない。
- まずは血が少ない。まさにそのまま。
- それから、血が薄い。つまり鉄分を含む赤血球が少ない。
- それから赤血球の中にあるヘモグロビンが少ない。
こんなところではないかと思う。鉄分が足りないというのはヘモグロビンが足りないということになる。ヘモグロビンはグロビンというたんぱく質と鉄分で構成されていて、それがせっせと肺から体中に酸素を運ぶ。
貧血ということは、体の隅々に酸素を行き渡すそのヘモグロビンが何らかの形で足りていないのである。
だから、そう、末端が酸欠状態になって身体がふわっと浮いた感じになり、思考能力が低下するのだ。脳に空気がまわっていないのだ。指先が冷たくなって気分が悪くなるのだ。
通常ヘモグロビン値は男性:13~17g/dl 女性:12~16g/dlとされている。鉄は多すぎてもいけない。健康体であれば多すぎた分の鉄は自然とおしっこで流れる。肝臓に異常があったりすると、臓器に鉄が付着してこれまた面倒な病気になる。遺伝で鉄を溜め込んでしまう持病もある。よくない。
ちなみに私はいつも貧血気味でヘモグロビン値が3のときもあったし妊娠前は6だった。医者に「妊娠したらおなかの子どもがその6を持っていってしまうからあなた歩くこともできなくなるわよ」といわれた。そのときに「あ~そういえばここのところ鉄剤飲んでいないなぁ」と思って久しぶりに飲みだしたら6時間くらいでめきめき元気が出てきた。(笑) それくらい解りやすいのだ。でもこれをなめてかかるといけないのだ。通常の生活が難しくなる。
生理での出血で貧血が起こることは想像がつく。私は子どものおしめがいるくらい大量出血の人だから気をつけなければいけない。でも気をつけていればいい。急に貧血になる人は何かの理由で内出血しているかもしれない。腸などは傷がついていても指を切ったようなシャープな痛みがないから生活の忙しさにかまけてしまうかもしれない。
そして血管に十分なヘモグロビンがなくなると
倒れるのだ。
バタン!
周りから見ると「キャ~~~~!どうしたの?原因不明!死んじゃうかも?」
多量に内出血していれば本当に死んでしまうかもしれない。
普通は貧血で倒れて病院へ運ばれたらいったい何の貧血なのかを発見してからの治療になるから面倒だし、しんどいし、時間食うので倒れないに限る。原因が違えば治療に意味がなくなってしまう。
もしそれが再生不良性貧血だったら鉄分補給などではすまない。白血球も赤血球も血小板も身体がつくらないのだ。骨髄移植して骨髄がまた血液を製造できるようにしてあげないといけない。
葉酸欠乏性貧血だったら必要なのは葉酸で骨髄ではない。
私は鉄欠乏症貧血なのでキャストアイロンのお鍋で料理をするようにしている。料理しているうちに鍋の鉄が少しづつ料理に入っていくらしい。本当かどうかは定かではない。でも昔の特に女性は鉄瓶でお湯を沸かしていたから白湯が少し鉄臭いけど貧血を防いだと聞いたことがある。
上手く付き合っていくことが大事なだと思う。
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